5年前のコミケットスペシャルでも行われたラウンドテーブル。
その5年前では、コミケの未来はまだ明るくも、著作物をめぐる環境は厳しくなりそうという結論でした。その通り、今年の1月からは厳しくなってきましたが、21世紀の創作物の未来を考えれば、適切な課金手段も前提に、必要な対応の一歩に思われます。
さて、今回も皆さんとコミケットの未来を語りつつ、デジタルガジェットジャンル(初音ミク等)をも見据えた、同人ソフトの未来を語りたいと思います。
もちろんラウンドテーブル部分もありますから、いつものコミケットのセミナーやシンポジウムではなく、参加される方も発言ができますし、むしろ積極的に発言して下さいね。
●日時・場所
・日時:2010年3月21日 13:30~16:45
・場所:水戸芸術館 会議室
●出席者一覧(順不同・敬称略)
・コンテンツ文化史学会代表 吉田正高(東北芸術工科大学)
http://www.kyoshin.net/aide/c73/index.html
・国際ゲーム開発者協会代表 新 清士(ゲームジャーナリスト)
http://it.nikkei.co.jp/digital/column/gamescramble.aspx
・同インディーズ部会世話人 七邊信重(東京工業大学)
・同インディーズ部会世話人 小山友介(芝浦工業大学)
・国際ゲーム開発者協会副代表 高橋勝輝(IGDA)
・司会 / Amusement Network 代表 きゆき
(他にもパネラーを予定しています)
コミケの現在についてアンケート調査とインタビューから考えてみます。
コミケとは何か、皆(一般参加者、サークル参加者、スタッフ参加者)は何を思ってコミケに参加しているのか、そして、何をしたいのでしょうか。
もちろん、同人誌・グッズの売買が中心なのは当然なのですが、そこに何かもっと大きな意味(文化的意味? 社会的意味?)があるのか、少し考えてみたいと思います。皆さんのご来場をお待ちしております。
●日時・場所
・日時:2010年3月22日 15:00~16:00
・場所:水戸芸術館 会議室
●出席者一覧(順不同・敬称略)
・コミック文化研究会:杉山あかし、玉川博章、藤田高弘
・準備会スタッフ有志
●参加方法
・このシンポジウムは、入場無料・事前申込不要です。
●問合せ先
問い合わせ先 〒819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学比較社会文化研究院 杉山研究室
当日企画として、今回のテーマ「まちおこし」にちなんだ真面目な企画もあります! 『コンテンツビジネスと地域振興』をテーマに、「ヲタクツーリズム」「萌え起こし」的な手法を用いて、継続的に地域を活性化させるのには、何が大事なのか、官僚の方、学識経験者、実際の仕掛け人の方に集まっていただき、シンポジウムにて議論します。
●日時・場所
・日時:2010年3月21日 13:30開場 14:00開始 16:15終了
・場所:常陽藝文ホール(水戸市三の丸1-5-18)http://www.joyogeibun.or.jp/
●出席者一覧(順不同・敬称略)
【パネラー】
・境真良(経済産業省 情報ユニット国際戦略情報分析官)
メディアコンテンツ課時代からコンテンツビジネスの振興に腐心
・森川嘉一郎(明治大学 国際日本学部准教授)
秋葉原の研究で著名。国土交通省の観光に関する調査にも従事
・島田邦弘(埼玉県産業労働部 観光課主幹)
埼玉県のフィルムコミッションを担当。鷲宮町の「らき☆すた」町おこしにもコミット
・佐々木常芳(うご農業協同組合 営農販売課長)
「あきたこまち」等、JAうごの一連の美少女パッケージの商品開発に携わる
・横須賀徹(常磐大学 コミュニティ振興学部教授)
コミケでまちおこし・みと実行委員会会長。元水戸市財務部長
・筆谷芳行(コミックマーケット準備会共同代表)
【モデレータ】
・太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 芸術・文化政策センター長)
文化政策・コンテンツ政策の研究が専門。茨城県内をはじめ、各地域の振興計画にも詳しい。
●参加方法
・入場無料(カンパ大歓迎)。13:30の開場後、先着順に着席ください。