とことんうまい酒「うま口」の酒にこだわる姿勢でファンが支持する吉久保酒造さんと、○蜜柑さんとの、大人向けの組み合わせで制作された日本酒「萩野谷 なか」がどのように誕生したのか。担当者の方に伺ってみました。
—コみケッとスペシャルでコラボ商品を作ろうと思われたきっかけは?
日本酒離れが進む中、一人でも多くの方に、日本酒の味わい、一品の味わいを知ってもらいたかったからです。
—「水戸の美酒 萩野谷なか」のお酒自体について詳しく教えて下さい。
吟醸香の華やかでスッキリと飲めるお酒になっています。既存の酒では「大人の女性」という作品のイメージとは合わなかったので、何種類ものサンプルを造りイメージに合う最高の酒にしました。
—日本酒好きの方へのアピールポイントとは?
手造りのこだわり、江戸時代より受け継がれた伝統の技で醸す一品の酒をお楽しみ下さい。そして、米から造って醸し出されるフルーティーな香り、味をお試し下さい。
—今回の商品名「水戸の美酒 萩野谷なか」の命名の由来は?
苗字の「萩」は水戸市の花であることから取りました。那珂は地元に流れる那珂川から取ったのですが、漢字だと固い感じがするのでひらがなにしました。
—「水戸の美酒 萩野谷なか」の開発過程において苦労されたことや裏話はありますか?
まずは酒のブレンドについてです。数十パターンの調合をして利き酒を繰り返して作りました。例えば、ほんの0.2%アルコール度数の違いで感じ方が変わってしまいまので、そこに苦労しました。
また、(パッケージの)箱を作るのも苦労しました。初めての試みとしてセル画をイメージしたクリアーBOXを採用したのですが、色の質感やクリアーならではの透ける部分の使い方を作家さんと何度も打ち合わせをし、関西の印刷所に出向き、最終チェックをおこないました。昔と違って移動が楽になったとはいえ、水戸から関西は遠かったです。
—○蜜柑(bolze.)氏のパッケージイラストへの感想は?
偕楽園の梅、水戸、日本酒が、はっきりとわかる点。魅力的な女性の作品。素晴らしいです。また、箱とラベルの2枚のイラストに時間差があり、想像力をかきたてられます。
—最後にコみケッとスペシャルの参加者の皆さんへ一言お願いします。
水戸へようこそ。海があり、山があり、自然の豊かな水戸。美味しいものが沢山あります。水戸を目一杯楽しんで下さい。
—ありがとうございました。